俳人の名前

 ここ数日間、世界俳句協会の会計をまとめたり、NPO法人としての書類を作成するかたわら?、俳人の名前を調べていた。調べたのは主に江戸時代の俳人。

 この作業、実はアメリカのジェームスさんに頼まれていたもの。彼は長年、正岡子規の俳論など研究しているのだが、そこに出てくる俳人の名前の正しい読み方がわからないものが多い。そこで、私に調べてほしいと依頼してきた。

 ジェームスさんは、いつも私の俳句の英訳を手がけてくれている。こういう形で恩返しができるのならば・・・ということで、私も真剣に調べることになった。日本語ならば英語より得意だし・・

 わかったことは、

 読み方が混乱して伝わっているものがあること。例えば「曉臺」は「ぎょうだい」ではなく、正しくは「きょうたい」。「許六」は「きょろく」ではなく「きょりく」と読むなど。(混乱していたのは私だけかも知れないが)

 俳号に使われる漢字には、どうも規則性(似たような漢字が使われている)?のようなものがあること。これは、もしかしたら師から弟子に一字を分けるなんてことが、行われていたのかもしれない。

 江戸時代には多くの人が読めていた俳号でも、時間が経つと読めなくなっているものが多いこと。これは、現代でも書類をはじめ、フリガナをふってくれるようにということがよくあるが、面倒くさいと思わずに一つ一つ、フリガナを添えるべきなのだと、よくわかった。そう言えば、私の名前の鎌倉は読めても、佐弓に手こずり、「サキュウ」さんですか、と聞かれたことがあったな。(私のこと、ずっと男性だと思っていたらしい・・・)

 それやこれやで、結構、根をつめてしまった作業だった。改めて名前の大切さを教わった気がしている。

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